11月祝日の戸外活動は、国際教養大学キャンパスの中嶋記念図書館に伺わせていただきました。
児童たちみんなが大図書館の荘厳さに息をのまれている様子が印象的でした。
また、「ここは大学というところです。お兄さんお姉さんが、一所懸命、勉強をがんばっているところだから、静かにしないといけないよ。」
「話すときはひそひそ声で、他の人の迷惑にならないようにしましょう。」
「大きな声出したり、走り回ったりすると、すぐに、出まーす。」
というお約束をみんなしっかり守ってくれて、先生たちはとても嬉しかったです。
さらに、書棚から書籍を出してきて、本を読んだり、
ちゃんともとの場所に返してくれたり、返す場所がわからない子は、「○○先生、この本どこだっけー?」と聞いてくれたり、とても成長の感じる素敵な体験を、させていただきました。(先生たちが。w)
子どもたちに「今日なにが楽しかったー?」と聞くと、
「木にとまっていた、セミの抜け殻がすごかったー!」とのイチ談…でしたが、
それでいいと思っています。
いつか…否。
将来、大学受験のときのオープンキャンパス見学のとき、
大学生になってキャンパスを歩いているとき、
「あーあのとき、そういえば、似たような木にセミがとまってたなぁ。」という思い出しにより、
学識高い空間にストレスを感じない紳士淑女になってくれている道に繋がっていれば良いと考えています。
大人になってこの状態が自然に感じるのでしたら、過去の幼少児童期に発達なんとかがあったとしても、立派に社会人として生きている良識ある大人です。
子育て支援や子どもたちへの支援は成果物が目に見えない所謂サービス業ですが、ある種そのようなもので良いと考えています。
見せられる所は経過観察として充分にお見せして、本当の成果は10年後20年後の子どもたちそれぞれの未来に投げていく…
そのようなイメージ感で、日々、保護者の方々と子ども達それぞれに関わらせていただいています。
弊所チームの保有する技術やナレッジが、「保護者の方々と子ども達それぞれにとって、お役立ていただいている」のならば、それが私たちの思う「支援」というものかもしれません…
ということで、
届けっ!10年後の君たちへ!w